カテゴリ:安田塾の理念( 3 )

                                   2011年4月1日 安田忠郎
 
 「安田塾」ブログを開設しました。 

 安田塾 は、2008年6月に発足しました。
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 同塾では、これまで学校教師をはじめとする多様な職種の方々が定期的(原則として3~4ヶ月ごとの土/日曜日)に会合し、広義の「文化」総体に関わる「教養」知をテーマ化した「学習・研究」活動を展開してきました。
 
 今回、安田塾の一層の発展・成長を期して、ブログを開設し、同塾メッセージを一般に公開するものです。
 会合(例会+懇親会)には、どなたでも自由に参加できます。ご参加いただき、お互いが隔意のない意見を交わし合うことができれば幸いです。
 
 安田塾の過去に開かれた会合(例会)は、次の通りです。                           

第1回安田塾>日時:2008年6月28日(土)午後6時~8時 「安田塾の発会」

第2回安田塾>日時:2009年6月27日(土)午後6時~9時 
   テーマ:「虚妄の大学改革―いわゆる文科系出身者が工学部長に就任して―」 
   講師:安田忠郎(やすだ・ただお、安田塾主宰)  

第3回安田塾>日時:2009年10月24日(土)午後6時~8時30分 
   テーマ:「一筋縄では行かない生徒たち―ニューヨーク・ブロンクスでの体験を通して―」 
   講師:原田淳(はらだ・じゅん、獨協中学・高等学校教諭)

第4回安田塾>日時:2010年1月30日(土)午後6時~8時30分
   テーマ:「脳科学を生かした授業を創る」  
   講師:荒川信行(あらかわ・のぶゆき、東京都品川区立三木小学校教諭)

第5回安田塾>日時:2010年4月24日(土)午後6時~8時30分 
   テーマ:「子どもの非行問題と警察や児童相談所との連携、生徒の処遇について」 
   講師:扇浩治(おうぎ・こうじ、東京都立六郷工科高等学校教諭)

第6回安田塾>日時:2010年7月24日(土)午後2時~4時30分 
   テーマ:「本能寺の変 427年目の真実―通説も新説も覆す『歴史捜査』―」   
   講師:明智憲三郎(あけち・けんざぶろう、第一情報システムズ常務取締役)

第7回安田塾>日時:2010年10月30日(土)午後6時~8時30分 
   テーマ:「公立学校の実態―中学教師から美術商へ―」 
   講師:伊藤仁(いとう・ひとし、アートディーラー) 

第8回安田塾>日時:2011年1月29日(土)午後2時~4時30分
   テーマ:「ネット時代の落とし穴―子どもたちをネットトラブルから守るには―」 
   講師:丹羽大恭(にわ・ひろやす、埼玉県熊谷市立大里中学校教頭)

 この第1回~第8回の開催に(直接・間接に)関わって、今まで、多数の各種メールが関係者に配信されました。安田塾の活動実態(発足~ブログ開設)を大方からご理解いただくために、それらを「安田塾メッセージ」№1~№24にまとめました。
 したがって、このブログ開設の報は、通し番号で安田塾メッセージ№25となる次第です。                  
 関係者の皆様へ
                                    2009年8月13日 安田忠郎
                   安田塾の在り方を考える
 

 歳月人を待たず。私が昨年3月に武蔵工大を定年退職して、1年4か月余が過ぎました。
 この間、周知のように小中高の現職教員有志のリードで「安田塾」が立ち上がり、2度の会合が持たれました。それは武蔵工大教職課程に何らかの形で関わった人々の交流会を旨とするものでした。
 
 

安田塾のあるべき姿とは何か 
 私は当初から、たんに旧交を温める「食事会(飲み会)」のみに終始せず、せっかくの「塾」本来の営為を大事にしたいという思いにとらわれていました―。
 そうこうして、私は財団法人・大学セミナーハウス主催「教員免許状更新講習」のプロジェクトリーダーを務め、これまでに3度の講習、各30時間(必修・選択)中の9時間を担当しました(「現代の学校教育が問われているもの」、「学校改革・教育改革」、「現代日本社会における子どもの問題行動と生活指導」、各3時間)。
 この貴重な機会に恵まれて、私は戦後民主主義の洗礼を受けた者の使命と責務について、豁然として悟るところがありました。およそ生きて「学問(=学んで問うこと)」を志す者は、どこまでも「世界の中の日本」の観点に立ち、この日本国を住みやすい「開かれた自由な意識空間」とするために、日本社会の今日的状況下の困難な諸問題に敢然と立ち向かっていかなければならない、と。

 これからの安田塾が学習形態として志向するところは、一定のテーマないしトピックに関する講演ないし話題提供のもと、忌憚のない質疑応答・対論・切磋琢磨の場―その意味での「学びの共同態」―にあります。そこでは、参加者一人ひとりが自らを「生涯一学習者」として律するとともに、他者との豊かなコミュニケーションを図りつづけることが期待されます。

 そこで、安田塾の「明日に向かう」運営態勢に必要な事項を箇条書きにします。
①安田塾は「教育・社会」問題をはじめとする、広義の「文化」総体に関わる「教養」知のテーマ化に努める。
②安田塾は原則として例会+懇親会をもって構成する。
③例会は原則として3ヶ月ごとの土曜日午後に開催する。
④例会は劈頭、主宰者の安田忠郎(やすだ・ただお)が近況報告かたがた、「時代状況下のいま・ここで何を考えるか」を対自化したテーマについて、30分前後のお話をする。
⑤例会の講師(講演者・話題提供者)は、可能なかぎり参加者の持ち回りとし、時宜に即して塾外から招請する。
⑥講師は1~2時間のお話をし、それに基づく質疑応答や討論を参会者とともに行なう。
⑦例会の会場は、経費の節減、交通の利便性、参加人数の多寡などを考慮して適宜選定する。
⑧例会の会費は、原則として1000円(会場費+資料代+講演料)とし、講師を除く各参加者から徴収する。
⑨例会が終了次第、講師を囲んで懇親会を行う。
⑩懇親会の会場および会費は、例会とは別途適切に処置する。
⑪安田塾への参加は、興味・関心があれば誰でも可能である。誰もが例会と懇親会の両者に、また両者のうちいずれか一方に、自由に参加できる。

 今後の安田塾は、上記の意思を体現した運営を積極的に進めていきます。
 

 皆様には、時間と事情の許すかぎり、どうか安田塾の門を叩いてもらいたい!そして、等身大の自分に還ることができるなら、ぜひとも当門に入ってもらいたい!しかし、次の至言をゆめゆめ忘れることなかれ。「講義を聴くこと自由勝手なるべし」(吉田松陰)。
 「武蔵工大出身」教師の皆様へ 
                                   2008年6月11日 安田忠郎
              第1回「安田塾」と「教員免許状更新講習」
                    
 私はこの3月末をもって、武蔵工業大学を定年退職しました。
 3月8日(土)の私の最終講義(「わが人生=学問の中間総括―日本及び日本人とは何か―」)および記念祝賀会は、主として私の「学生・会社・ニューヨーク」時代の友人・知人・恩師に向けて実施されました。
 皆様方との対面は、昨年7月28日(土)の「武蔵工大出身教師の集い」で何らか達成されたこともあり、退職後の折々の機会に譲ることにしました。

 ところで今回、私の昨今の動きとして、2点ばかり、皆様にお伝えします。
 ①武蔵工大出身教師の荒川信行、扇浩治の両君が中核メンバーとなって、「安田塾」(安田忠郎先生を囲む会)なるものを立ち上げること。
 
 両君からこの話を持ちかけられたとき、私としては教師冥利に尽きるとは思いながらも、「塾」の規模や運営形態をどうすべきかをあれこれと考えました。結果、さしあたり6月28日(土)の第1回会合は「少人数」規模にとどめ、その後第2回以降は次の②の問題を踏まえながら、時宜にかなった「適正」規模の維持に努めることにしました。
 
 ②2009(平成21)年4月から教員免許更新制が実施されるに伴い、今年度において「教員免許状更新講習」のプログラム開発・試行の事業を私が担当すること。
 
 この2月中旬、財団法人・大学セミナーハウスから私のところに、「教員免許状更新講習」のプロジェクトリーダーの話が舞い込みました。この件は私の退職後の人生設計と多少ずれる憾みがあるものの、大学セミナーハウスの懇請に応えるために私は一肌脱ぐことにしました。タイム・スケジュールが逼迫していただけに、私は迅速に当該講習の「実施計画書」を作成、そして2月末の文科省に対する申請を経て、いったん3月末に、最終的に5月末に、認可を受けました。
 私は最終講義の際に申し上げたように今後、著述業に専念し、さらにニューヨークでの学校開設・助力に奔走する予定のため、果たして「教員免許状更新講習」にどこまで精力を傾けることができるか。
 ともあれ、皆様にはご参考までに、大学セミナーハウス主催の今年度の「教員免許状更新講習」の宣伝チラシを添付ファイルで送信します。

 教員免許更新制は皆様にとって喫緊の問題かと思われます。この際、ご質問等があれば、ご遠慮なく私宛にメールないしお電話をお願いします。