カテゴリ:安田塾の案内( 31 )

                                   2011年4月10日 安田忠郎                              
                    第10回安田塾のご案内
 

 今回は、下記の要領で開催されます。
■ 例会
【日時】2011年4月23日(土)午後6時~8時30分
【講師】菊野暁(きくの・さとし、東京都市大学付属中学校・高等学校教諭)
【テーマ】「教員の考課査定を考える―学校法人・五島育英会の人事制度をめぐって―

【講師の宣言】 
「学校法人・五島育英会は2010年度に、高校以下の学校の教員に対し、考課査定を柱にした人事制度を導入しました。これは教員を3段階にランク分けし、賃金にも格差が生じる制度です。毎年の人事考課をもとに昇格・昇給が決まりますが、果たして公正・公平な評価がなされるのか、現場教員の不安は大きく、反発もしています。講演では、導入後1年の経験を踏まえ、制度の概要と学校現場での実状を紹介します。また労働組合の役員として団体交渉で感じた学校経営者から見た教師像なども織り交ぜて話を進めます。教員評価のあり方を考える手がかりになれればと思います。」

【講師略歴】
1981年 武蔵工大電気工学科入学
1983年 米国ルイジアナ州ノースウエスタン州立大学留学
1986年3月 武蔵工大卒業
1986年 日刊工業新聞社
1988年 埼玉県鷲宮町立鷲宮中学校 臨任
1989年 品川区立中学校 非常勤講師
1990年 武蔵工大付属中学校・高等学校 教諭
2006年 「東京都市大学付属中学校・高等学校」教職員労働組合 委員長

【安田のコメント】
 私は大学生時代の菊野さんを、明瞭に記憶しています。彼は次の2点に関して、当時の武蔵工大学生としては稀有な存在でした。
 ①彼が大学3年の1983年8月から84年2月まで、アメリカの地方都市の一大学に留学した点。
 日本では1970年代後半から海外に旅行・遊学する者が増加の一途をたどったとはいえ、当時はまだ「バブル景気」―通説では1986年12月から91年2月までの4年3か月間―の前夜であり、少なくとも武蔵工大では彼のように休学して留学に踏み切った者はそれまで絶無でした。
 ②彼が達意の文章を書くことができた点。
 私は約30年間、武蔵工大の教壇に立ちながら、学生に数多くの課題レポートの提出を義務づけました。そして、その都度痛感したのは、彼らの文章が総じて稚拙で、しかも理系の学生とは名ばかりで、論理性に乏しいことでした。私は彼らの多くに、日本語の文章の書き方を考えてもらうために、しばしば本多勝一『日本語の作文技術』を、時に谷崎潤一郎『文章読本』→川端康成『新文章読本』→三島由紀夫『文章読本』→丸谷才一 『文章読本』を勉強するよう指示したものです。しかし、菊野さんに対して、私はその種のアドバイスを何ら与えませんでした。彼の文章には優れた表現力が備わっていたからです。

【会場】「武蔵野商工会館」5階 第1会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」 中央口・北口(駅前ロータリー) 徒歩5分
〔サンロードを約150メートル直進→最初の十字路(本町新道との交差点)で左折→本町新道を約150メートル直進・丁字路右側〕
【会費】1000円

 安田塾には、どなたでも自由に参加できます。 
 今回ご参加を希望される方は、4月21日(木)までに、下記にご一報ください。
 Eメール:tadyas2011@excite.co.jp 
                                   2011年4月6日 安田忠郎
                   第9回安田塾のご案内 
 

 今回(第9回)は急遽、物理学者・環境経済学者の槌田敦(つちだ・あつし)さんによる講演会がセッティングされました。
 なお、この緊急集会の開催に伴い、既報(安田塾メッセージ№23)の、安田塾の第9回、第10回、第11回は今後、それぞれ第10回、第11回、第12回に変更されます。

【テーマ】「いま、福島原発に何が起きているのか?」
【日時】2011年4月16日(土)午後2時~4時30分 (開場・午後1時30分)

【講師略歴】
1958年 東京大学大学院物理課程入学
1962年 東京大学理学部物理教室助手
1966年 理化学研究所研究員(94年定年退職)
1994年 名城大学経済学部教授(2006年定年退職) 

【講師著書】
『石油と原子力に未来はあるか』亜紀書房 1978
『石油文明の次は何か』農山漁村文化協会 1981
『資源物理学入門』NHKブックス 1982
『エントロピーとエコロジー』ダイヤモンド社 1986
『原発安楽死のすすめ 』学陽書房 1992
『熱学外論 生命・環境を含む開放系の熱理論』朝倉書店 1992
『エコロジー神話の功罪 サルとして感じ、人として歩め』ほたる出版 1998
『CO2温暖化説は間違っている』ほたる出版 2006(誰も言わない環境論)
『弱者のための「エントロピー経済学」入門』ほたる出版 2007(誰も言わない環境論)
『「地球生態学」で暮らそう』ほたる出版 2009 (誰も言わない環境論)

【安田のコメント】
 巨大地震発生時に懸念された原発の大事故がついに発生しました。
 東日本大震災に伴う原発事故から目が離せない日々が続いています。
 フクシマはひとたび暴走した巨大システムの怖さを見せつけています。
 私たちは事故がいつ収束するか予断を許さない深刻な事態に直面しています。 
 人間は果たして原子力エネルギーを制御できるのか。そもそも原発という技術を、未来にわたって使いつづけるのか否かについて主体的な是非を決するよう、私たちは端的に迫られています。  
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 槌田敦さんは、環境問題を開放系熱力学により分析する「槌田エントロピー理論」を掲げて、長い間、反核・反原発・反核融合技術の立場を貫きつづけてきました。その人生は学者とは何か、学問とは何か、知的誠実さとは何かを示唆して余りあるものがあります。
 いま、私たちにできることは何か。何をなすべきか。何から始めるべきか。 
 何はともあれ、国策になびく御用学者・専門家・評論家のウサンクサイ無機質な言葉を遠ざけて、一人の良心的な学者の、表裏のないハートに響くお話に、じっくりと素直に耳を傾けることにしましょう―。

【会場】東京マスダ学院・多目的ホール
【住所】東京都江戸川区平井4-13-4
【tel】03-3684-2255
【アクセス】JR総武線「平井駅」南口・徒歩2分
【会費】1000円

 安田塾には、どなたでも自由に参加できます。 
 今回ご参加を希望される方は、4月15日(金)までに、下記にご一報ください。
 Eメール:tadyas2011@excite.co.jp 
 皆様へ
                                   2011年1月21日 安田忠郎
                第9回~第11回安田塾の予告

 第9回・第10回・第11回の安田塾を、下記の通りセッティングしました。
 今後の日程を組まれるに際して、安田塾の開催日をご考慮いただければ幸いです。

▼ 第9回安田塾は、次の通りです。
【日時】4月23日(土)午後6時~8時30分
【場所】「武蔵野商工会館」5階 第1会議室
【講師】菊野暁(きくの・さとし、東京都市大学付属中学校・高等学校教諭)
【テーマ】「教員の考課査定を考える―学校法人・五島育英会の人事制度をめぐって―

【安田のコメント】
 いわゆる「教員評価」制度は今や、日本の学校教師にとって死活にかかわる問題です。
 「小中高大」全体にまたがる一種の教員評価の問題が表面化したのは、1984年に設置された「臨時教育審議会」(当時の中曽根康弘首相の私的諮問機関)の4次にわたる答申においてでした。
 そこでは、第2次答申(1986年)で「適格性を欠く教師の排除」、第3次答申(1987年)で「大学教員の任期制」がうたわれた点が注目されます。そして幾多の曲折を経ながら、21世紀に入って次第に、同制度の導入が「指導力不足の教員」への対応策と相まって、全国の諸学校―大雑把に分類すれば、手始めは公立学校、続いて私立学校―で推進されつつあります。
 私は断言します。いやしくも学校教師たるもの、すべからく現代日本社会における教員評価(人事考課)システムをたじろがず直視すべし、と。

▼ 第10回安田塾は、次の通りです。
【日時】7月23日(土)午後2時~4時30分
【講師】小川彩子(おがわ・あやこ、グローバル・多文化教育者)
【テーマ】「泣き笑い挑戦人生:異文化、住んで学んで教えて旅して

【安田のコメント】
 小川さんは52歳で渡米、オハイオ州のザビエル大学修士課程→シンシナティ大学博士課程を修了(1998年「教育学博士」)、以後シンシナティ大学助教授として、「日本語・日本文化・グローバル教育」講座を担当してきました。
 彼女の人生の歩み方は、「魅力的」の一語に尽きます。彼女は自己変革を不断に志向しながら、「年齢の壁」・「文化の壁」に敢然と挑戦しつづけ、教師としての教育活動はもとより、地球探訪バックパッキング、異文化交流促進活動にも活発に打ち込みつづけて、今日にいたっています。
 私は2007年9月、ゆくりなくも日本社会で、彼女と初めてお会いしました。以来、折に触れて、彼女と談笑するたびに、「open-minded behavior」・「コスモポリタン性」・「社交性」の何たるかを心に反芻してきたものです。

▼ 第11回安田塾は、次の通りです。
【日時】10月29日(土)午後2時~4時30分
【講師】谷川建司(たにかわ・たけし、映画ジャーナリスト・早稲田大学客員教授)
【テーマ】「ハリウッドと日本のアカデミア

【安田のコメント】
 私が谷川さんと初めてお会いしたのは、1999年9月、NY(ニューヨーク)のコロンビア大学(CU)においてでした。両人は同年から翌年にかけて、CUの東アジア研究所(EAI)に「客員」として長期滞在しました。
 この間の今なお懐かしく思い出されるワンシーンは、2000年3月、彼と私が連れ立って、NY→サンディエゴ→ロサンゼルスを周遊、特にハリウッド界隈をめぐり、映画俳優・監督のデニス・ホッパー(1936~2010) の自宅兼事務所を訪問したことです。
 ホッパーはアメリカ映画史とアメリカのカウンター・カルチャーに大きな足跡を遺し、昨年5月29日に惜しまれつつ世を去りました。
 谷川さんは近々(2月5日)、ホッパーの供養のつもりで『アメリカの友人/東京デニス・ホッパー日記』(キネマ旬報社)を公刊します。それは素顔のホッパーとの20年余に及ぶ交遊録、「誰もが知っているデニス・ホッパーの、誰も見たことのない素顔」を貴重な写真の数々と共に浮き彫りにするものです。

 ところで、谷川さんは映画ジャーナリスト・映画評論家以外に、大学教師の仕事(専門は「映画史」・「大衆文化研究」)にも携わりました。2003年度から2009年度にかけて、茨城大学人文学部助教授→早稲田大学政治経済学部教授を務めました。
 この7年にわたる大学生活を総評して、彼は私にこう語ってくれました。「日本の大学、特に教員の力量がこれほどまでにレベルが低いとは!余りのヒドサに呆れ返るよ!」と。
 日本の大学、少なくともその現状をどう見るか、その基本的なところで、彼と私は見事に意見の一致を見たのでした。
 皆様へ
                                   2011年1月6日 安田忠郎
                    第8回安田塾のご案内 

 第8回安田塾は、下記の要領で開催されます。
 新春のひとときをご歓談いただければ幸いです。

■ 例会
【日時】2011年1月29日(土)午後2時~4時30分
【講師】丹羽大恭(にわ・ひろやす、埼玉県熊谷市立大里中学校教頭)
【テーマ】「ネット時代の落とし穴―子どもたちをネットトラブルから守るには―

【講師の宣言】
「今日的な状況下、携帯電話はケータイとなり、通話という本来の機能を離れ、新しいツールとなっている。子どもたちにとっても、自由な情報発信が可能となり、ネットいじめという新たな問題を引き起こしたり、さまざまな犯罪の引き金ともなっている。そこで、子どもたちをネットトラブルの被害者、そして加害者にしないために、大人として何ができるかを、私としては参加者の皆さんと一緒に考えてみたい。」

【講師略歴】
1984年3月、武蔵工大工学部機械工学科を卒業。
同年4月から埼玉県の公立中学校教諭として計22年、深谷市立深谷中学校→深谷市立藤沢中学校→妻沼町立(⇒熊谷市立)妻沼東中学校に勤務。
2006年4月、埼玉県教育局北部教育事務所指導主事に就任。
2010年4月より現職。

【会場】「武蔵野商工会館」5階 第1・第2会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」 中央口・北口(駅前ロータリー) 徒歩5分
〔サンロードを約150メートル直進→最初の十字路(本町新道との交差点)で左折→本町新道を約150メートル直進・丁字路右側〕
【会費】1000円

■ 懇親会(例会終了後、講師を囲んで)
【日時】同日午後5時~7時
【会場】イタリアンレストラン「La Creaturaラ・クレアトゥーラ」(吉祥寺駅中央口・北口徒歩2分)
【住所】武蔵野市吉祥寺本町1-9-10 ファミリープラザビル3F
【tel】0422-28-4077
【会費】4000円

■ 第8回安田塾のご出欠について、該当する箇所( )に〇印をつけて、23日(日)までに、ご返信をお願いします。
・講演会のみに出席( )
・講演会および懇親会に出席( )
・講演会・懇親会を欠席( )
 皆様へ
                                   2010年10月3日 安田忠郎
                    第7回安田塾のご案内

 第7回安田塾は、下記の要領で開催されます。
■ 例会
【日時】2010年10月30日(土)午後6時~8時30分
【講師】伊藤仁(いとう・ひとし、アートディーラー)
【テーマ】「公立学校の実態―中学教師から美術商へ―

【内容】
教師⇔美術商の複眼的思考からの「教育現場」の探索・切開いかんが注目されます。とりわけ教師の本音と建前の問題など、現職の教師ではなかなか語りがたい、学校社会の裏表に通じた話が期待されます。

【講師略歴】
1986年に武蔵工大工学部機械工学科を卒業後、19年にわたって東京都の公立中学校教諭を務め、2004年にギャラリー経営に転身、現在Gallery p_prince collection 代表として、また「星の王子さまファンクラブ」会長として活躍中です。

【会場】「武蔵野商工会館」5階 第1会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」 中央口・北口(駅前ロータリー) 徒歩5分
〔サンロードを約150メートル直進→最初の十字路(本町新道との交差点)で左折→本町新道を約150メートル直進・丁字路右側〕
【会費】1000円

■ 懇親会(例会終了後、講師を囲んで)
【日時】同日午後8時40分~10時30分
【会場】「えん」吉祥寺店(吉祥寺駅北口徒歩2分)
【住所】武蔵野市吉祥寺本町1-2-8 真栄ビル2F
【tel】0422-29-0309
【会費】4700円(食事3200円+飲み放題1500円)

■ 第7回安田塾へのご出席について、該当する箇所( )に〇印をつけて、23日(土)までに、ご返信をお願いします。
・講演会のみに出席( )
・講演会および懇親会に出席( )
 皆様へ
                                   2010年7月3日 安田忠郎
                    第6回安田塾のご案内

 第6回安田塾を下記の要領で開催します。
 今回の開催に当たって、関係者のご要望で、門戸を一層開き、多くの方々のご参加を呼びかけるものです。

■ 例会
【日時】2010年7月24日(土)午後2時~4時30分
【講師】明智憲三郎(あけち・けんざぶろう)
【テーマ】「本能寺の変 427年目の真実~通説も新説も覆す『歴史捜査』~

【明智憲三郎とは誰か】
 彼は誰あろう、1582年〈本能寺の変〉の「主役」たる明智光秀の子孫です。
 彼は1972年に慶應義塾大学大学院工学研究科修士課程を修了後、三菱電機に入社、一貫して情報システム分野で活躍、現在、第一情報システムズ常務取締役を務めています。
 彼は会社勤めのかたわら、〈本能寺の変〉を研究・調査しつづけました。そして昨年3月、長年にわたる刻苦勉励のかいあって、〈本能寺の変〉の全貌を科学的・論理的に解明した『本能寺の変 四二七年目の真実』(プレジデント社)を出版するにいたりました。同書は今や刷りを重ねて「第7刷」を発売中、巷間に流布する話題の書となっています。
 彼独自の「歴史捜査」は、〈本能寺の変〉に関する数々の真実を掘り出しました。歴史の真実が「犯罪捜査」のごとく情報システム的に捜し当てられた結果、信憑性のある史料のみから〈本能寺の変〉に関連する史実が総ざらいされ、その全ての史実が矛盾なく成立する〈本能寺の変〉のストーリーが復元されました。この卓絶した見識は、まさに通俗的な常識・偏見に囚われた多くの現代日本人の蒙を啓くものにほかなりません。

【会場】「武蔵野商工会館」4階 市民会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」 中央口・北口(駅前ロータリー) 徒歩5分
〔サンロードを約150メートル直進→最初の十字路(本町新道との交差点)で左折→本町新道を約150メートル直進・丁字路右側〕
【会費】1000円

■ 懇親会(例会終了後、講師を囲んで)
【日時】同午後5時~7時
【会場】吉祥寺ビアホール
【住所】武蔵野市吉祥寺本町1-15-9 岩崎吉祥寺ビルB1F
【tel】0422-20-2301
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」 中央口・北口(駅前ロータリー) 徒歩1分(吉祥寺大通り)
【会費】3000円

■ 第6回安田塾のご出欠について、該当する箇所( )に〇印をつけて、17日(土)までに、ご返信をお願いします。
・講演会のみに出席( )
・講演会および懇親会に出席( )
・講演会・懇親会を欠席( )
皆様へ
                                   2010年4月4日 安田忠郎
                   第5回安田塾のご案内 

 第5回安田塾を下記のとおり開催します。
 今回は場所を「吉祥寺」に取り、例会を開き、例会終了後に懇親会を行います。

■ 例会
【日時】2010年4月24日(土)午後6時~8時30分
【講師】扇浩治(おうぎ・こうじ、東京都立六郷工科高等学校教諭、東京都薬物乱用防止指導員)
【テーマ】「子どもの非行問題―学校と警察や児童相談所との連携、生徒の処遇について―

【内容】
「子どもは非行に走り、警察に逮捕されたあと、一体どのような経緯で、鑑別所や少年院に送られるのか、また保護観察がついて戻されるのか」といった問題状況が、主として家庭や学校の見地から具体的に検証されます。

【在りし日の思い出】
 私・安田が扇さんと出会ったのは、1987(昭和62)年3月、東京電機大学を卒業後の彼が教科「技術」の教員免許状を取得するために、武蔵工大教職課程の「聴講制」の門をたたいたときです。
 以来23年、彼との交渉史のなかで懐かしく想いだされるのは、滞米生活(1999~2000年)を目前にした私がパソコンの使い方について、彼の手ほどきを受けたことです。着任先のコロンビア大学で、私はパソコンを駆使し、何の支障もなく、アメリカでの情報収集にいそしむことができました。

【会場】「武蔵野商工会館」5階 第1会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」 中央口・北口(駅前ロータリー) 徒歩5分
〔サンロードを約150メートル直進→最初の十字路(本町新道との交差点)で左折→本町新道を約150メートル直進・丁字路右側〕
会費:1000円

■ 懇親会
【日時】同月同日午後8時30分~10時30分
【会場】清龍(せいりゅう)(吉祥寺駅中央口・北口徒歩1分)
【住所】武蔵野市吉祥寺本町1-1-12 小野山ビルB1F(ダイヤ街チェリーナード)
【tel】0422-21-4406
【会費】約2500円

*先日、私は「幕末史研究会」会長の小美濃清明(おみの・きよはる)さんとお会いしました。幕末史研究会は、東京都武蔵野市を中心に1994年から「市民」レベルの活動を続けている歴史研究グループです。彼との話し合いで、安田塾のセッティングについて、私は数々のヒントを得ました。

*吉祥寺(きちじょうじ)は、東京都武蔵野市にある吉祥寺駅を中心とする街です。この、東京都のほぼ中心に位置する街は、市場調査会社などが主催する「住みたい街ランキング」で度々全国第1位に選出されています。また、そこはお茶の水や下北沢と並ぶ東京有数の「学生の街」としても知られています。

■ 第5回安田塾のご出欠について、該当する箇所( )に〇印をつけて、18日(日)までに、ご返信をお願いします。
・講演会のみに出席( )
・講演会および懇親会に出席( )
・講演会・懇親会を欠席( )
 皆様へ
                                   2010年2月17日 安田忠郎
                第6回安田塾―「明智憲三郎」講演会

 来る第6回安田塾の例会を、「明智憲三郎」講演会としてセッティングいたします。

◆ 私は昨年10月27日、ある慶應義塾関係者の集い(銀座BRB)に出席しました。そこで明智憲三郎(あけち・けんざぶろう)さんが自著『本能寺の変 四二七年目の真実』(2009年3月刊、プレジデント社)について講演しました。
 彼はかの明智光秀の末裔です。「本能寺の変」に続く「山崎の合戦」の後、明智残党狩りの手を逃れた、光秀の側室の子、於寉丸(おづるまる)の血筋を引いています。講演では実証的・説得的に、「本能寺の変」の錯綜する謎が解かれ、事の真相が明かされました。

 私たち日本人は、小学校以来、学校教育をとおして日本の歴史に関するウサンクサイ話をゴマント教わってきました。問題の「本能寺の変」などは、その最たるものでしょう。
 私自身、高校生の時分から、そのウサンクササに気づき、折に触れて各種文献に当たり、実態調査に乗り出したものです。また2000年2月に、私はコロンビア大学東アジア研究所で関係者30人ばかりを前にして、「日本及び日本人とは何か」のテーマのもと、具体例として645年「大化の改新」、1582年「本能寺の変」などを問題化し、歴史をウソで塗りつぶす事態を見極めたものでした。

 
 明智さんの前掲書は現在、「第4刷」を発売中、大きな反響を呼びつつあります。
 私は同書を読了して数々の意外な事実を知らされました。同書は私の「本能寺の変」に関する知見の、まさに盲点を衝くものでした。そこに展開された、地道な証拠探しと理詰めの推理の積み重ねにもとづく「歴史捜査」は、称賛に値するものです。
 彼は同書のプロローグを、「四百年以上にわたって伝えられてきた歴史を書き変えるという、これから先も続く壮大な取り組みにご支援を賜れれば幸いに存じます。」と結んでいます。彼の並々ならぬ執念・気魄に、私はただ脱帽するほかありません。

 
 明智さんは、慶應義塾の普通部→高等部→大学工学部→大学院工学研究科修士課程を経て、三菱電機に入社、そして現在(株)第一情報システムズ常務取締役を務めています。
 私は10月27日当日、彼と初めてお会いしました。私の慶應義塾大学院時代の学友で、第3回安田塾にご出席の池田光さんがご紹介の労を取ってくれたものです。明智さんと池田さんは、同じ慶應義塾普通部で席を並べた同級生でした。
 その際の話し合いで、私は彼と、来年の7月ごろに、「歴史とは何か」を考えるために「本能寺の変」に関してご講演いただく旨の約束を交わしました。

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 皆様へ
                                   2010年1月12日 安田忠郎                                                                                                                                                                 
                    第4回安田塾のご案内                       

 第4回安田塾は、下記のとおり開催されます。

■ 例会
【日時】2010年1月30日(土)18:00~20:30
【テーマ】「脳科学を生かした授業を創る
【講師】荒川信行(あらかわ・のぶゆき、東京都品川区立三木小学校教諭)

【講師略歴】
1979年3月、武蔵工業大学工学部電気工学科を卒業。
1981年4月から東京都大田区・世田谷区・品川区立の小学校教諭を務め、2001年4月より現職。 
2008年3月、聖徳大学大学院児童学研究科博士前期課程(通信課程)を修了。

【在りし日の思い出】
 私・安田と荒川さんとの出会いは、私が武蔵工大「非常勤講師」を務めた今から30余年前のことです。
 私は学生時代の彼に向かって、常々力説していました。人間は一つの職業・仕事にとらえこまれ、タコツボにはまりこんではならない、と。そして、人間は有限の人生を精神の「旅人」として生きつづけなければならない、と。それは突きつめれば、広い意味での教養知と専門知の葛藤⇔融合の問題にほかなりません。
 当時、私の授業「教育哲学」(4単位・通年)では、工学部学生の読書量が余りにも少ない点をおもんぱかり、彼をはじめとする受講生十数人に週に1度の宿題「読書レポート」を課しました。課題図書としては、文芸作品のジャンルを問わず、特に「人間-社会」の深淵を覗かせるものが特定されました。
 それは実験・実習に追われつづける彼らにとってハード・ワークそのものでした。実際、課題レポートを毎度すべて提出した者は4名に限られたほどです。この4名中の一人が彼であり、その事績によって、私は彼の名を記憶にとどめるにいたりました。
 彼は最終レポートを私に提出した際、ぽつりと呟くように言ったものでした。「本をたくさん読んで、何か人生観が変わったような気がする…」と。
 そして、現在の彼は述懐しています。課題図書の中でも、遠藤周作『沈黙』『わたしが・棄てた・女』、柴田翔『されどわれらが日々―』の3作が今なお時折、記憶の底からよみがえってくる、と。

【会場】「大田区民プラザ」第一会議室
【住所】東京都大田区下丸子三丁目1番3号
【tel】03-3750-1611
【アクセス】東急多摩川線下丸子駅下車徒歩約1分、東急池上線千鳥町駅下車徒歩約7分。
【会費】1500円

*興味・関心をお持ちの方々をお誘いの上、自由にご参加ください。
*ご出席の場合は1月28日(木)までに、安田宛てメール等で、その旨お知らせください。
 関係者の皆様へ
                                   2009年10月4日 安田忠郎
                    第3回安田塾のご案内
 

 第3回安田塾を下記のとおり開催します。
【日時】2009年10月24日(土)18:00~20:30
【テーマ】「一筋縄では行かない生徒たち―ニューヨーク・ブロンクスでの体験を通して―
【講師】原田淳(はらだ・じゅん、獨協中学・高等学校教諭)
【講師略歴】
5年間の会社員生活の後、渡米。
コロンビア大学(Columbia University)ティーチャーズカレッジ卒業後、ニューヨークの貧困地域ブロンクスにある公立セオドア・ルーズベルト高校で教えたのが教員生活の滑り出し。
帰国後もサポート校・塾・大学などで非常勤を務め、2003年より現職。08年より立教大学兼任講師。

【忘れがたい思い出】
 私・安田は1999年にコロンビア大学東アジア研究所に着任してまもなく、ティーチャーズカレッジの日本人学生の紹介で原田さんと出会いました。
 彼との交流を重ねながら、私は同年の秋、(1)ブロンクスの一高校の教師である彼の授業を参観し、また翌年の初夏、(2)彼を同道してコネチカット州ニューヘブンにあるイェール大学(Yale University)を初めて訪問しました。
 (1)彼の熱意溢れる授業態度は、彷彿として今なお私の眼前にあります。教室空間をフルに活用した彼の「動的」な授業ぶりは迫力満点、子どもたち(ブロンクスの問題児・悪童)の心を鷲づかみにするインパクトがありました。
 (2)彼と私は、ニューヘブンの清々しい大気に包まれながら、コロンビア大学とは一味違った、名門・イェール大学の輝かしい伝統の重さを、まざまざと実感したものでした。

【会場】「大田区民プラザ」第一会議室
【住所】東京都大田区下丸子3丁目1番3号
【tel】03-3750-1611
【アクセス】東急多摩川線下丸子駅下車徒歩約1分、 東急池上線千鳥町駅下車徒歩約7分。
【会費】1000円

*興味・関心をお持ちの方々をお誘いの上、自由にご参加ください。
*準備の都合もありますので、ご参加については10月20日(火)までに、安田宛てメール等でご一報ください。