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                                  2013年1月10日 安田忠郎
                    第18回安田塾のご案内

 第18回安田塾は、下記の要領で開催されます。
■例会
【日時】2月9日(土)午後2時~4時30分
【講師】伊藤 弘(いとう・ひろし)
【テーマ】「海上自衛隊の今海賊対処活動を念頭に~」

【講師略歴】
1965年、千葉県市川市生まれ。
防衛大学校卒業。海上自衛隊幹部候補生学校卒業。
1999年から2年間、米コロンビア大学大学院に海上自衛隊から留学、国際関係論修士課程を修了。
海上幕僚監部補任課長・一等海佐。

【安田の寸評】
・私は1999~2000年にコロンビア大学東アジア研究所EAIに在任中、同大学大学院SIPAに留学中の伊藤さんと初めて出会いました。
・彼は2010.12.1~2011.5.9、海賊対処法(「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律」2009年6月24日公布)に基づき、「派遣海賊対処行動水上部隊(第7次隊)」の指揮官(第7護衛隊司令)として、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処活動を遂行しました。
・彼は現在、日本国家の「安全保障」の最先端に位置する防衛省・海上幕僚監部の主要幹部の一人です。ちなみに、「一等海佐」は諸外国海軍および旧日本海軍の大佐(将校・佐官の最上級)に相当します。
・防衛省・自衛隊とは何か。それは事実問題として、予算4兆円超・23万人を抱える巨大組織である。この紛れもない事実・現実に、私たち「民主主義」国家・社会の構成員はどのように正対し、思想的に振る舞うべきか―。例会では、国際環境下の国家(国民+領土+主権)のリアルな重い現実を直視する彼の率直な情報発信が期待されます。
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【会場】武蔵野商工会館5F第1・2会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」中央口・北口(駅前ロータリー)・徒歩5分(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map.shtml

【参加費】一般1000円 大学生500円 高校生以下無料 

■例会が終了次第、講師を囲んで懇親会を開きます。

 024.gif安田塾には、どなたでも自由に参加できます。
   今回ご参加を希望される方は、2月4日(月)までに、下記にご一報ください。
   055.gif tadyas2011@excite.co.jp
                                  2012年12月9日 安田忠郎
                 第18回~第20回安田塾の予告

 安田塾の第18回・第19回・第20回についてお知らせいたします。
 今後のスケジュールを組まれるに際して、同塾の開催日をご考慮いただければ幸いです。
 来年はどういう交流の輪を広げることができるか。参加者の皆様と歓談の一時を過ごすことを今から一方ならず楽しみにしております。

▼ 第18回安田塾は、次の通りです。
【日時】2013年2月9日(土)午後2時~4時30分
【場所】武蔵野商工会館
【講師】伊藤 弘(いとう・ひろし)
【テーマ】「海上自衛隊の今~海賊対処活動を念頭に~

【講師略歴】
1965年、千葉県市川市生まれ。
防衛大学校卒業。海上自衛隊幹部候補生学校卒業。
1999年から2年間、米コロンビア大学大学院に海上自衛隊から留学、国際関係論修士課程を修了。
海上幕僚監部補任課長・一等海佐。

【安田の寸評】
・私と伊藤さんとの出会いの場は、1999~2000年のコロンビア大学でした。
・彼は2010.12.1~2011.5.9、海賊対処法(「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律」2009年6月24日公布)に基づき、「派遣海賊対処行動水上部隊(第7次隊)」の指揮官(第7護衛隊司令)として、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処活動を遂行しました。
・彼は現在、日本国家の「安全保障」の最先端に位置する防衛省・海上幕僚監部の主要幹部の一人です。ちなみに、「一等海佐」は諸外国海軍および旧日本海軍の大佐(将校・佐官の最上級)に相当します。
・人間は理想と現実の緊張関係をいかに生ききることができるか―。第18回例会では、国家(国民+領土+主権)のリアルな重い現実を直視する彼の率直な情報発信が期待されます。

▼ 第19回安田塾は、次の通りです。
【日時】2013年4月20日(土)午後2時~4時30分
【場所】武蔵野商工会館
【講師】白石広子(しらいし・ひろこ)
【テーマ】「じゃがたらお春~伝説の検証~

【講師略歴】
1944年、大阪市に生まれる。
学習院大学の学部・大学院で日本語日本文学専攻。
夫君のジャカルタ赴任で1980~90年代の8年間、同地に居住する。 
近世異文化交流史研究家、東京大学ユーラシア科研研究協力員。

【講師著書】
『じゃがたらお春の消息』勉誠出版、2001年
『長崎出島の遊女』勉誠出版、2005年
『バタヴィアの貴婦人』新典社、2008年

【安田の寸評】
・私は2012年2月、白石さんと「幕末史研究会」で初めてお目にかかりました。
・じゃがたらお春(1625?~97)は、江戸時代初期に鎖国でバタビア(ジャカルタ)へ追放された、長崎生まれの混血女性(父・イタリア人+母・日本人)。「千はやふる、神無月とよ」で始まり「あら日本恋しや、ゆかしや、見たや、見たや」と結ばれた「じゃがたら文(ぶみ)」で巷間知られています。
・異文化交流史研究・洋学史研究に造詣が深い白石さんは、「主に長崎出島を舞台とした異文化交流から、現代に通じる日本人の国民性、国のかたちを考える」観点に立って、お春の実像を追い求めつづけ、お春像を「国際人として生きた日本人の先達」として再構成しました。

▼ 第20回安田塾は、次の通りです。
【日時】2013年8月17日(土)午後2時~4時30分
【場所】武蔵野商工会館
【講師】松本明倫(まつもと・あきみち)
【テーマ】「福島原発事故に直面して~一学校教師として考えたこと~

【講師略歴】
1959年、福島県白河市生まれ。
武蔵工業大学機械工学科卒業。
私立高校非常勤講師を経て、1989年に福島県立喜多方工業高等学校教諭。
以来、教職16年[福島県立工業高校の教諭13年→教頭3年]、教育行政職7年7ヶ月[福島県教育庁(本庁
or 教育事務所)の指導主事4年→管理主事2年4ヶ月→課長9ヶ月→所長6ヶ月]。
2012年5月から福島県教育庁南会津教育事務所所長、現在にいたる。

【安田の寸評】
・松本さんが武蔵工大の学生時代(1982.4~86.3)、私は同大の教師として「教職課程(教員養成)」教育に従事しておりました。
・私はフクシマ問題が噴出して以来、彼に向かって何度か単刀直入に、次のような言葉をぶつけました。
「この危急存亡の秋(とき)、あなたはたとえ単独行動であっても、メッセージを発信しつづけなければならない。」
「福島県民200万人は、決して沈黙してはならない。もの言わぬ or もの言えぬ人間であってはならない。
“沈黙は金”などという日本人特有の道徳律⇒負け犬根性とはオサラバしなければならない。いたずらに沈黙しつづければ、“棄民”となるのは時間の問題だ。」
「日本人はとかく忘れっぽい。日本人には事を―とりわけ重大事を―忘れたがる性癖がある。要するに、日本民族の致命的な欠陥は、歴史意識が欠落していることだ。」
「人間の存在理由は、おめず臆せず“言(事)挙げ”することにある。」等々

 024.gif安田塾には、どなたでも自由に参加できます。
   ご参加を希望される方は、下記にご一報ください。
   055.gif tadyas2011@excite.co.jp
                                   2012年10月7日 安田忠郎
                    第17回安田塾のご案内

 第17回安田塾は、下記の要領で開催されます。
■ 例会
【日時】10月27日(土)午後2時~4時30分
【講師】萩原義弘(はぎわら・よしひろ)
【テーマ】「炭鉱を訪ねて30年~ヤマに在りヤマへ還る~

【講師略歴】
1961年、群馬県高崎市生まれ。
日本大学芸術学部写真学科卒。
毎日新聞社出版写真部を経て、現在フリー。

【講師業績】
<主な展覧会>
1983年「 沈黙の炭鉱―夕張は今―」(銀座ニコンサロン/東京)
1999年「巨幹残栄」(ヘルテン国際写真フェスティバル/ドイツ)
2000年「巨幹残栄・東日本編」(コニカプラザ/東京)
2001年「SNOWY」(ライトワークス/横浜)
2004年「炭鉱(ヤマ)へのまなざし―常磐炭田と美術―」(いわき市立美術館/いわき)
2008年「SNOWY」(ギャラリー冬青/東京)
2009年「文化・資源としての炭鉱展」(目黒区美術館/東京)
2010年「第26回写真の町東川賞受賞作家展」(文化ギャラリー/東川)
2011年「ヤマに在りヤマへ還る」(アルテピアッツァ美唄ギャラリー/美唄)
2112年「巨幹残栄」(ギャラリー冬青/東京)
<写真集>
『巨幹残栄・忘れられた日本の廃鉱』窓社、『SNOWY』冬青社 
<受賞>
2001年 さがみはら写真新人奨励賞、2010年 第26回写真の町東川賞特別作家賞

【安田のコメント】
 私は1981年9月25日、自著『炭鉱(ヤマ)へゆく―日本石炭産業の生と死の深淵―』(JCA出版)を出版しました。そして同年10月16日、「北炭夕張新炭鉱ガス突出事故」が勃発した結果、同書はにわかに世の注目を浴びるにいたりました。
 私と萩原さんが初めて出会ったのは、翌82年の、たしか7月ごろ、北海道夕張市においてでした。戦後日本の炭鉱事故史上、3番目の大惨事(死者93人)を招いた同事故が期せずして、両人を招き寄せたのでした―。
 彼は以来、並々ならぬ執念を燃やしながら、炭鉱⇒廃鉱⇒日本の「闇」を掘り起こしつづけ、今日にいたっています。
 例会では、彼の精魂がこもった数々のスライドが映写されます。
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                 ↑夕張新炭鉱の通洞桜 (萩原義弘撮影)

【会場】武蔵野商工会館5F第1会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【Tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」中央口・北口(駅前ロータリー)・徒歩5分(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map.shtml
【参加費】一般1000円 学生500円 

■例会が終了次第、講師を囲んで「2次会」を行います。

 安田塾には、どなたでも自由に参加できます024.gif
 今回ご参加を希望される方は、10月25日(木)までに、下記にご一報ください。
 055.gif tadyas2011@excite.co.jp
                                   2012年6月19日 安田忠郎
                    第16回安田塾のご案内

 第16回安田塾は、下記の要領で開催されます。
■ 例会
【日時】7月21日(土)午後2時~4時30分
【講師】浅野健一(あさの・けんいち)
【テーマ】「東電福島原発『事件』と御用記者・学者~3・11以降の大本営発表報道の犯罪~

a0200363_12272697.jpga0200363_12293254.jpg【講師略歴】
1948年、香川県高松市生まれ。
66~67年、AFS国際奨学生として米ミズーリ州スプリングフィールド市立高校へ留学、卒業。
72年、慶応義塾大学経済学部を卒業、共同通信社に入社。
編集局社会部、千葉支局、ラジオ・テレビ局企画部、編集局外信部を経て、89年から92年までジャカルタ支局長。
94年4月から同志社大学社会学部メディア学科教授(新聞学専攻)、同大学大学院社会学研究科メディア学専攻博士課程教授。「人権と報道・連絡会(85年発足)」世話人。

【講師の宣言】
 3・11大地震と東電原発「事件」の直後から、私・浅野は原発報道が「大本営発表」報道になっていると指摘した。福島原発事件報道は、日本の記者クラブメディアがジャーナリズムの権力監視機能を全く果たしていないことを明らかにした。原発事件から約2カ月間、政府、東電、旧帝大系御用学者は「チェルノブイリにはならない」「直ちに健康に被害はない」というウソをメディアで垂れ流し、その間に、東日本の多くの市民が体内被曝した。
 今年になって分かったのは、首相官邸や東電福島現地では、3月15日ごろ、東京も避難地域になるという想定で動いていた。官邸では「日本がだめになる」「地獄を見ているようだ」という恐怖の声があがっていた。3月下旬、「神風が吹いて最悪の事態は免れた」と言った政府首脳がいる。
 朝日新聞は10月15日の社説で、「大本営発表」報道だったとあっさり認め自省した。
 同志社大学・浅野ゼミの院生と学部生は、3・11から1週間のテレビと新聞の原発報道を分析し、「DAYS JAPAN」(「世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌」)2012年4月増刊号(「検証・原発事故報道」)で発表した。
 国家・東電による原発事件が東アジアの生態系を破壊している時に、東に石原慎太郎、西に橋下徹という「維新」ファシストと市場原理主義の自公・米国隷属追随靖国反動派が跋扈している。日本では在日米軍基地問題、失業者・非正規雇用の急増、自殺者が14年連続で3万人を超えるなど深刻な問題が山積している時に、ジャーナリズムとアカデミズムが全くの体たらくである。
 私としては、22年の記者生活と18年の教育研究活動をもとに、「記者クラブメディア」が政官財・御用組合・御用学者と「鉄の六角錐」を形成して人民・民衆の生命さえ危機に陥れている構造を解明し、社会変革の道筋を示したい。

【安田のコメント】
 私が浅野健一さんと初めて出会ったのは、私の慶大大学院時代のこと。
 社会学研究科修士課程に在籍した1970年~71年当時、私は折あるごとに、同大経済学部の「社会思想史」ゼミの学生たちに向かって、「思想と人間」・「実存と関係」の問題を俎上に載せ、日本石炭産業論、マックス・ヴェーバーの「資本主義の精神」論、カール・マルクスの「疎外-物象化」論などの講釈をぶった。私が同ゼミ出身、彼が同ゼミ現役の一人ということで、私と彼は俗に言う「先輩-後輩」の間柄にあった。
 1984年9月、共同通信社記者だった彼は、『犯罪報道の犯罪』(学陽書房、のち講談社文庫)を刊行し、実名報道・犯人視報道といった日本の「犯罪報道」のあり方を批判して一石を投じた。
 同書が世上に認められた結果、彼は知る人ぞ知る存在となった。私自身少なくとも1980年代から90年代にかけて、憂うべき重大な犯罪事件―例えば1981~82年の三浦和義事件、89年の女子高生コンクリート詰め殺人事件、92年の市川一家4人殺人事件、94年の松本サリン事件、大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件、97年の神戸連続児童殺傷事件、東電OL殺人事件、98年の和歌山毒物カレー事件、99年の文京区幼女殺人事件―が物議を醸すたびに、彼の問題提起を受け止め、実名報道にもとづく報道被害の実状を注視しつづけたものである。
 彼は同書以降、多数の単著・編著・共著を物しながら、ジャーナリスト⇒大学教授として活躍しつづけ、今日にいたっている。

【会場】武蔵野商工会館5F第1・2会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」中央口・北口(駅前ロータリー)・徒歩5分(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map.shtml
【参加費(資料代+会場費)】一般1000円 学生500円 

■ 懇親会
 例会が終了次第、講師を囲んで2次会を行います。

 安田塾には、どなたでも自由に参加できます024.gif
 今回ご参加を希望される方は、7月15日(日)までに、下記にご一報ください。
  055.giftadyas2011@excite.co.jp 
                                    2012年4月5日 安田忠郎
                    第15回安田塾のご案内

 第15回安田塾は、下記の要領で開催されます。
■ 例会
【日時】4月28日(土)午後2時~4時30分
【講師】宮坂栄一(みやさか・えいいち)
【テーマ】「大胆不敵な『大学改革』私論

【講師略歴】
1945年、長野県諏訪市に生まれる。
69年、横浜国立大学工学部電気工学科を卒業、日本放送協会(NHK)に入局。
NHK放送技術研究所部長・次長・研究主幹など歴任。
2002年4月武蔵工業大学環境情報学部情報メディア学科教授、2011年3月同定年退職。
この間、電子情報通信学会・日本音響学会・日本オーディオ協会等の学会活動に従事し、また明治大学・東京大学・東京工業大学等で非常勤講師を務める。

【安田のコメント】
 現在、日本のトータルな学校教育の価値と教師の仕事が厳しく問われています。
 そして大学の場合、1990年代以降、世界的なメガトレンド―①「マシフィケーション(大衆化)」、②「マーケティゼーション(市場化)」、③「グローバリゼーション(世界化)」―の影響下、「大学改革・教育改革」が声高に叫ばれつづけてきました。
 しかし今なお、日本の大学の実態が旧套を墨守するムラ社会であることに変わりありません。そこは依然として、教授会の形骸化に象徴されるように、議論なき前例主義や事なかれ主義に毒され、創意と活力を麻痺させた、硬直的で閉鎖的な組織体にほかなりません。

 1997(平成9)年4月、武蔵工大は環境情報学部(横浜キャンパス)を新設し、単科大学(工学部・世田谷キャンパス)から、2学部体制に移行しました。
 宮坂栄一はNHKを退職後9年間、同大環境情報学部を代表する教師として「大学改革」に奮闘しました。理非曲直をはっきりさせながら、問題に毅然と立ち向かいつづけました。
 私はまざまざと記憶がよみがえります。私が武蔵工大に在職当時、工学部側代表として、彼と連携して「武蔵工大改革」のための共同作業に従事したことを。そこでは、次のような問題意識が駆りたてられていました。
 「武蔵工大は今まさに、岐路に立っている。日本社会の不可欠の要素として繁栄するか、はたまた日本社会の構成要素たりえなくなって消滅するかの岐路に、である。」
 「いま、存亡の危機に直面する武蔵工大が新局面を切り開く価値を創造できるか、武蔵工大自身のトータルな存在価値が端的に問われている。」

【会場】武蔵野商工会館5階・第1会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」中央口・北口(駅前ロータリー)・徒歩5分(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map.shtml
【参加費】1000円 

 安田塾には、どなたでも自由に参加できます。 
 今回ご参加を希望される方は、4月25日(水)までに、下記にご一報ください。
 055.gif tadyas2011@excite.co.jp 
                                   2012年3月31日 安田忠郎
                   第15回~第17回安田塾の予告

 第15回・第16回・第17回の安田塾のスケジュールは、以下の通りです。前もってお知らせします。

▼ 第15回安田塾は、次の通りです。
【日時】4月28日(土)午後2時~4時30分
【場所】武蔵野商工会館5F第1会議室
【講師】宮坂栄一(みやさか・えいいち)
【テーマ】「大胆不敵な『大学改革』私論

【講師略歴】
横浜国立大学工学部電気工学科卒。
昭和44年日本放送協会(NHK)入局、NHK放送技術研究所部長・次長・研究主幹など歴任。
平成14年武蔵工業大学環境情報学部情報メディア学科教授、平成23年3月同定年退職。

▼ 第16回安田塾は、次の通りです。
【日時】7月21日(土)午後2時~4時30分
【場所】武蔵野商工会館5F第1・2会議室
【講師】浅野健一(あさの・けんいち)
【テーマ】「東電福島原発『事件』と御用記者・学者~3・11以降の大本営発表報道の犯罪~

【講師略歴】
1948年高松市生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。
72年共同通信に入社、ジャカルタ支局長など歴任。
94年同志社大学社会学部メディア学科教授(新聞学専攻)、現在に至る。
人権と報道・連絡会世話人。

▼ 第17回安田塾は、次の通りです。
【日時】10月27日(土)午後2時~4時30分
【場所】武蔵野商工会館5F第1会議室
【講師】萩原義弘(はぎわら・よしひろ)
【テーマ】「炭鉱を訪ねて30年~ヤマに在りヤマへ還る~

【講師略歴】
1961年群馬県高崎市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。
毎日新聞社出版写真部を経て、現在フリー。
2001年さがみはら写真新人奨励賞、2010年第26回写真の町東川賞特別作家賞。
                                   2012年2月11日 安田忠郎
                  第14回安田塾のご案内

 第14回安田塾は、下記の要領で開催されます。
■ 昨年4月16日、第9回安田塾は槌田敦(つちだ・あつし、物理学者)さんの講演会「いま、福島原発に何が起きているのか?」を開きました。
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 今回は幕末史研究会(東京都武蔵野市を中心に1994年から活動を続ける歴史研究グループ)のご協力のもと、二人の講師を迎えて、フクシマが開いた「パンドラの箱」の問題を一層多面的に掘り下げます。
【日時】3月24日(土)午後1時~4時30分(059.gif午後12時40分開場)

【テーマ】フクシマ原発事故から1年「パンドラの箱」を開けたフクシマ!

【講演(1)】「福島第一原発から22キロにいた私、あの日起こった真実と未来へ」
【講師】市川恵子(いちかわ・けいこ)
 プロフィール:東京生まれ。石油化学会社、録音会社勤務を経て結婚。喘息などの持病に苦しんだことから、マクロビオティックなどの食事、自然なライフスタイルを学ぶ。長男の育児をきっかけに、自然育児友の会に参加、1994年度会長として各種企画や活動を行い、家族での田舎暮らしを計画する。阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件をきっかけに、1996年、福島県川内村に移住。ITコンサルタントとして夫と事業を営むとともに、地域振興や地産地消の商品開発の一端を担う。2008年株式会社ダノニー設立。カフェ飲食業と地元食材の加工販売を行う。インターネットを使い、川内村の自然、人、地域の魅力を多くの人に紹介する。2011年3月に東日本大震災で店舗が倒壊。震災直後から、家族全員が神奈川県の夫の実家に避難し、現在にいたる。著書『フクシマからの手紙―3.11後の日本に生きるすべての人へ』(本の泉社、2011年)
【講演(1)趣旨】東京から移住し、事故前から原発を見続けていた普通の主婦が直面した原発事故とは。3.11以降の日本に広がる原発事故への不安とこれからの暮らしを考える。

【講演(2)】「環境や生態系から、いかに放射能を減らすか」
【講師】杉原淳(すぎはら・すなお)
 略歴:京都府出身。大阪大学大学院工学研究科原子力工学専攻、1970年日本ニュクリア・フュエル株式会社(Japan Nuclear Fuel Co. Ltd.)勤務、89年湘南工科大学・マテリアル工学科教授、2010年神奈川大学・工学研究所客員教授。現在、「いろいろな水に関わる事象」に対して科学のメスを入れ、クリーンエネルギーのためのセラミックスの研究開発を進める「杉原科学技術研究所」を主宰。著書『日本を救う道を求めて』(現代図書、2009年)

【次第】
・最初、私・安田が司会かたがた、「日本人は皆『自分だけは死なない』と思っている~私の“エネルギー産業”下の極限的体験に照らして~」についてお話しします。
・次に、市川恵子さん、杉原淳さんがそれぞれ1時間余、講演します。
・最後に、フクシマの放射線量を実地調査(昨年5月および12月)した小美濃清明(おみの・きよはる、「幕末史研究会」会長)が「ホットスポット・浪江町へ入って考えたこと」についてお話しします。

【会場】武蔵野商工会館4階・市民会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」中央口・北口(駅前ロータリー)・徒歩5分(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map.shtml

【参加費】一般1000円 学生500円

 安田塾には、どなたでも自由に参加できます。 
 今回ご参加を希望される方は、3月14日(水)までに、下記にご一報ください。
 055.gif tadyas2011@excite.co.jp 
                                   2012年1月5日 安田忠郎               
                   第13回安田塾のご案内

 今回は、下記の要領で開催されます。
■ 例会
【日時】1月21日(土)午後2時~4時30分
【講師】小林伸一(こばやし・しんいち)

【講師略歴】
1985年3月、武蔵工大機械工学科を卒業し、アルプス電気株式会社に入社する。
88年退職後、東京都葛飾区→港区→立川市の中学校教諭を務める。
2003~04年、米国コロラド州モントローズ市コロンバイン中学校→同市コットンウッド小学校→同市ノースサイド小学校→カリフォルニア州マルチネズ市マルティネズ中学校で、日本文化を伝えるアシスタントティーチャーとして教壇に立つ。
04年帰国後、東京都八王子市→新宿区→八王子市の中学校教諭を務め、現在にいたる。

【テーマ】「もしあなたが教育困難校の教員あるいは管理職だったら子ども一人ひとりの輝く未来のために~」

【講師の宣言】
 「現在、教育現場には暴力・器物破損・いじめ・不登校・自殺・学級崩壊・学力低下・学ぶ意欲の低下・主体性の欠如・モラルの低下・モンスターペアレント等々、実に多くの問題・課題が山積しています。
 私は今年、公立中学校で教師生活25年を迎えますが、民間企業経験・海外勤務経験を含め、文字通り内外から教育現場を見てきました。今回は前半で教育現場の現状、中盤から後半にかけて、困難極める教育現場に、もしあなたが直接生徒指導を行える教員だったら、あるいは経営権を持った校長(管理職)だったら、という想定で課題解決のためのブレーンストーミングができたらと考えています。」
 
【会場】武蔵野商工会館5階・第1会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」中央口・北口(駅前ロータリー)・徒歩5分(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
【会費】1000円

 安田塾には、どなたでも自由に参加できます。 
 今回ご参加を希望される方は、1月18日(水)までに、下記にご一報ください。
 Eメール:tadyas2011@excite.co.jp 
                                   2011年10月10日 安田忠郎
                   第12回安田塾のご案内

 今回は、下記の要領で開催されます。
■ 例会
【日時】10月29日(土)午後2時~4時30分
【講師】谷川建司(たにかわ・たけし、映画ジャーナリスト・早稲田大学客員教授)
【テーマ】「ハリウッドと日本のアカデミア

【講師略歴】
1962年 東京都生まれ
1989年 日本ヘラルド映画在籍中、「第1回東京デニス・ホッパー・フェスティヴァル」をプロデュースする
1997年 第1回京都映画文化賞受賞
2003年4月~05年9月 茨城大学人文学部助教授
05年10月~10年3月 早稲田大学政治経済学部教授

【安田のコメント】
 私が谷川さんと初めてお会いしたのは、1999年9月、NY(ニューヨーク)のコロンビア大学(CU)においてでした。両人は同年から翌年にかけて、CUの東アジア研究所(EAI)に「客員」として長期滞在しました。
 彼のCUでの研究報告「占領期におけるアメリカの対日映画政策」に、私は強く興味をひかれました。それは戦後日本の民主主義、一層具体的には私個人の「民主主義的」人格の形成にかかわって、大きな示唆に富む話でした。
 また、私の心に焼きついた思い出の一つは、2000年3月、彼と私が連れ立って、NY→サンディエゴ→ロサンゼルスを周遊、特にハリウッド界隈をめぐり、映画俳優・監督のデニス・ホッパー(1936~2010) の自宅兼事務所を訪問したことです。 
 ホッパーと言えば、アメリカ映画史とアメリカのカウンター・カルチャーに大きな足跡を遺し、昨年5月29日に惜しまれつつ世を去りました。彼が監督・脚本・主演の三役を務めた、アメリカン・ニューシネマの代表作「イージー・ライダー」(1969年)は、1960~70年代の私にとって―ジャック・ニコルソン主演の「カッコーの巣の上で」(1975年) 、ロバート・デ・ニーロ主演の「タクシードライバー」(1976年)と並んで―、今なお鮮明に記憶に残る映画です。 
 谷川さんはホッパーと、プライベートな部分で、そして仕事の上で20年余に及ぶ交流を重ねてきました。
 そして、彼はホッパーの供養のつもりで、去る2月5日、『アメリカの友人/東京デニス・ホッパー日記』(キネマ旬報社)を公刊しました。彼がいかに「人間デニス・ホッパーを通じて自分自身を見つめてきた」(同書)かは、言うまでもありません。

 ところで、谷川さんは映画ジャーナリスト・映画評論家以外に、大学教師の仕事(専門は「映画史」・「大衆文化研究」)にも携わりました。2003年度から09年度にかけて7年間、茨城大学人文学部助教授→早稲田大学政治経済学部教授を務めました。彼は同書のなかで、自らの大学人⇔映画ジャーナリストの葛藤に触れて、以下のように述べています。
 「…僕は映画ジャーナリストらしい仕事からはしばらく遠ざかることになった。/代わりに、翌2003年からは大学の専任教員となり、映画史の授業を中心とした教育と、大衆文化をフィールドとする研究者としての研究活動、そして所属する学部・研究科の運営や入試といった学内行政に忙殺される日々を送ることになった。」
 「2009年は、職業人としての僕にとってひとつの岐路に差し掛かった年であった。すなわち、丸7年間を大学の専任教員として過ごした後に、自由な時間と自由なものの考え方を束縛される、組織の中での仕事に見切りをつけて客員教授として授業を受け持つだけのミニマムな関わり方に身分を変更し、本当に自分がやりたい仕事のために自分で自分の時間と仕事をコントロールしていく、という自らの原点に立ち戻る決意を固めたということである。
 大学の専任教員であるということは、社会的なステイタスと安定した収入とが保証されるものである一方、失うものもまた大きい。」
 「かつて1992年に、8年間務めた日本ヘラルド映画を退社してフリーランスの映画ジャーナリストになった際に、ほかの誰の言葉よりも僕に強い勇気を与えてくれたのは、デニス・ホッパーその人が言ってくれた次のような言葉だった。―曰く『自分を殺して誰かのために組織の中で働くというのではなく、インディペンデントになるということは、間違いなく一番よいことだ』 それから丸10年をフリーランスの映画ジャーナリストとして過ごし、その後の7年間を大学の専任教員として過ごしてきた僕にとって、権力争いのような非生産的なことに明け暮れる大学という職場で、否応なくそれに巻き込まれて、自分の時間を浪費し続けることへのストレスはそろそろ限界に差し掛かっていた。…」
 

【会場】武蔵野商工会館5階・第1会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」中央口・北口(駅前ロータリー)・徒歩5分(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
【会費】1000円

 安田塾には、どなたでも自由に参加できます。 
 今回ご参加を希望される方は、10月26日(水)までに、下記にご一報ください。
 Eメール:tadyas2011@excite.co.jp 
                                   2011年7月5日 安田忠郎                                                                     
                     第11回安田塾のご案内
 

 今回は、下記の要領で開催されます。
■ 例会
【日時】2011年7月23日(土)午後2時~4時30分
【講師】小川彩子(おがわ・あやこ、グローバル・多文化教育者)
【テーマ】「泣き笑い挑戦人生:異文化、住んで学んで教えて旅して

【講演内容の項目】 
(1)自己変革:自己の壁に挑戦! 
(2)泣き笑い挑戦人生:年齢の壁に挑戦! 
(3)文化の発信受信:文化の壁に挑戦! 
(4)足と心で異文化交流:ドキドキ地球千鳥足と三無
(5)自己実現と共生活動の交点:挑戦に適齢期なし!

【安田のコメント】
 小川さんは1990年に52歳で渡米、93年にオハイオ州のザビエル大学大学院で「教育学」修士号を取得、98年に州立シンシナティ大学大学院で「教育学」博士号を取得、以後州立シンシナティ大学助教授として、「日本語・日本文化・グローバル教育」講座を担当してきました。
 その人生の歩み方は、「魅力的」の一語に尽きます。彼女は自己変革を不断に志向しながら、「年齢の壁」・「文化の壁」に敢然と挑戦しつづけ、教師としての教育活動はもとより、地球探訪バックパッキング―すでに約90カ国踏破―、異文化交流促進活動にも活発に打ち込みつづけて、今日にいたっています。
 90年6月、彼女は米国に向かう飛行機の中で、三つの誓いを立てました。①在米中に大学院で学び、ゆくゆくは大学か企業で教える、②ホーム・パーティーを開いて、生け花・食文化・音楽などの日本文化をアメリカ人に伝える、③日本文化に満ちた短編物語集を英文で出版する。 
 2006年4月、彼女は『Across the Milky Way 流るる月も心して』 (Wanderglobe Publishing)を公刊しました。この英文和文併記の本がついに出版された結果、その念願の三つの誓いは見事にかなえられました。
 彼女はまもなく―この7月10日―、東京都府中市に陣地を構えながら、「小川地球村塾」を立ち上げます(第1回テーマ「異文化共生のヒントを求めて」)。それは強い理念的希求を体現した「学問」的活動にほかなりません。彼女の今後ますますのご活躍が期待されます。

【会場】「武蔵野商工会館」4階 市民会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」中央口・北口(駅前ロータリー)・徒歩5分
〔サンロードを約150メートル直進→最初の十字路(本町新道との交差点)で左折→本町新道を約150メートル直進・丁字路右側〕
【会費】1000円

 安田塾には、どなたでも自由に参加できます。 
 今回ご参加を希望される方は、7月20日(水)までに、下記にご一報ください。
 Eメール:tadyas2011@excite.co.jp