カテゴリ:安田塾の案内( 31 )

                                  2016年10月4日 安田忠郎
                  第28回安田塾のご案内

 下記の要領で開催されます。

【日時】10月30日(日)午後3時~5時
【講師】菅 直人(かん・なおと)

【テーマ】「原発再稼働で、この国は大丈夫か浜岡原発の停止から再生可能エネルギーの促進まで

★今回は元内閣総理大臣・菅直人を講師に招いて、「原発」問題に取り組みます。

安田塾(「教育・社会」問題研究会)では、これまで5回《第9回(2011年4月16日)・第14回・第16回・第20回・第24回(2015年2月7日)》にわたって、「原発」問題を取り上げてきました。
福島原発事故が勃発して既に5年が経ち、いま私たち日本人一人ひとりは、「原発」問題に対して、どう自覚的に立ち向かっているのでしょうか…。

菅さんは首相在任時(2010年6月8日~2011年9月2日)に、≪東日本大震災→福島第一原発事故≫による「東日本壊滅の危機」に直面し、生々しい苦闘を強いられました。
今回の安田塾では、その彼がこの国の「原発」問題の所在を突きとめつつ、諸国のエネルギー事情に徴した、この国の未来への展望を語ります。

【講師略歴】
1946年、山口県宇部市生まれ。
都立小山台高校卒、東京工業大学理学部応用物理学科卒。
1980年6月、衆参ダブル選挙で東京7区から立候補、4回目の挑戦で初当選。
1996年1月、厚生大臣就任、薬害エイズ問題を徹底究明し被害者に謝罪。
2009年、衆議院選挙10期目当選、政権交代を実現。
2011年3月11日 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故が発生→第94代首相として地震災害ならびに原子力災害対策の陣頭指揮に当たる。
同年5月6日、中部電力浜岡原発に対して「(迫りくる東海地震への)安全確保がなされるまで原子炉運転を停止するよう」に要請
2016年4月30日、福島原発事故後に日本の脱原発を訴え、再生可能エネルギーの促進に努めたと評価され、ドイツのフランクフルト市から「脱原発勇敢賞」を受賞。

022.gif 福島第一原子力発電所
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002.gif 福島原発1、3号機爆発映像


039.gif「浜岡原発」停止要請―2011年5月7日付の東京新聞及び静岡新聞
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【会場】武蔵野商工会館4F市民会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
Tel:0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」北口(駅前ロータリー)・徒歩5分(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map/

【参加費】一般1000円 大学生500円 高校生以下無料 

  024.gif安田塾には、どなたでも自由に参加できます。
     今回ご参加を希望される方は、10月23日(日)までに、下記にご一報ください。
     055.giftadyas2011@excite.co.jp 
                                   2016年3月9日 安田忠郎
                  第27回安田塾のご案内

 第27回は昨今、世界・マスコミを賑わす「イスラム国(IS=Islamic State)」の問題を取り上げます(cf.http://www.ibtimes.com/isil-isis-islamic-state-daesh-whats-difference-1693495)。
 私は昨年11月14日、慶應義塾大学で開催の「『戦後70年』を問う」シンポジウムで、パネラーとして発言。「日本の〈きな臭い〉今日的状況は今後、何事~地獄絵を呈する事態~が起きても不思議ではない〈危機〉そのものである」旨の主張を展開しました。
 その発言内容は多少なりとも、第1次大戦→第2次大戦の問題状況に加えて、中東問題(パレスチナ問題)の歴史的文脈に関わる国際紛争の「玉突き現象」が意識されたものでした。

 今回は、この私の問題意識・課題意識が流露するままに、講師に「エジプト地域研究」に造詣があり、IS問題に詳しい西舘康平さんをお迎えした次第です。
 なお、西舘さんには、ここ2年ばかり、安田塾の運営にいろいろとお力添えをいただきました。そして、今回の講師もご快諾いただいたこと。ここに記して感謝の意を表します。

 下記の要領で開催されます。

【日時】2016年4月9日(土)13時30分~17時
【講師】西舘康平(にしだて・こうへい) 
【テーマ】「『イスラーム国』が作り上げる仮想現実と実態~情報の受け手と送り手の観点から「現実」の再構成を目指して~

【講師の略歴】
1989年、埼玉県大宮市生まれ。
2010~2011年、エジプトのアレキサンドリア大学文学部に留学。
2014年、東京外国語大学大学院総合国際学研究科地域専攻・修士号取得。
現在、同大学院国際社会専攻博士課程後期に在籍。
2014年10月から「公益財団法人・中東調査会」非常勤研究員。

専攻:エジプト地域研究(灌漑開発政治、現代政治)、ナイル川流域の水資源をめぐるHydropolitics。
主な著述:『「イスラーム国」の生態がわかる45のキーワード』(明石書店)、「エチオピアのグランド・ルネッサンスダムをめぐるエジプト国内の政治的攻防」(Asahi中東マガジン)など。

【講師の言葉】
2015年初頭の邦人2名の殺害等をうけて、「イスラーム国」が日本のメディアを騒がせてから約1年が過ぎましたが、未だ報道が絶えません。
この事件をきっかけに、中東に関心を持った方もおられると思います。
しかし、実際のところメディアが犯行声明を流すこと自体、彼らの広報活動の一環です。
これに敏感に反応して恐怖や憤りを感じたり、「中東の混乱=宗派紛争」のイメージを持つことは、広報活動の成功に繋がります。
そこで今回は『「イスラーム国」の生態がわかる45のキーワード』に基づいて、彼らの広報活動の「カラクリ」とその実態について説明させていただきます。
結果、その向こう側にある中東の実像を皆様と共有できれば幸いです。


■2014年6月、イスラム教スンニ派過激派組織「イラク・シャムのイスラム国」(ISIS)は、「イスラム国」(IS)の建国を宣言。ISが主張する「領土」は、シリアからイラクにまたがるが、その境界は一定ではなく、現在も各地で攻防が続いている。
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【会場】武蔵野商工会館5F第1・2会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
Tel:0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」北口(駅前ロータリー)・徒歩5分(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map/

【参加費】一般1000円 大学生500円 高校生以下無料

  024.gif安田塾には、どなたでも自由に参加できます。
     今回ご参加を希望される方は、4月6日(水)までに、下記にご一報ください。
     055.giftadyas2011@excite.co.jp 
                                   2015年9月30日 安田忠郎
                    第26回安田塾のご案内

 下記の要領で開催されます。

【日時】2015年10月31日(日)13:30~17:00
【講師】渡辺 豪(わたなべ・つよし)
【テーマ】「沖縄の米軍基地の問題~沖縄・辺野古から見える日本の行き着く先~」

【講師の略歴】
1968年、兵庫県生まれ。関西大学工学部卒。
1992~98年、毎日新聞社記者。
1998~2015年3月、沖縄タイムス社記者(特別報道チーム兼論説委員)。

【講師の主要著書】
『「アメとムチ」の構図~普天間移設の内幕~』(沖縄タイムス社、2008年)[第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞]
『基地の島沖縄 国策のまちおこし~嘉手納からの報告~』(凱風社、2009年)
『私たちの教室からは米軍基地が見えます~普天間第二小学校文集「そてつ」からのメッセージ~』(ボーダーインク、2011年)
共著(インタビューアー)『この国はどこで間違えたのか~沖縄と福島から見えた日本~』(徳間書店、2012年)
共著『波よ鎮まれ~尖閣への視座~』(旬報社、2014年)[第13回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、新聞労連ジャーナリズム大賞・優秀賞]

【講師の言葉】
沖縄県の名護市辺野古での米軍(海兵隊)基地建設が修羅場を迎えています。
新基地建設は今後の沖縄社会内部、沖縄と日本本土の関係、日米関係にどのような影響を及ぼすのか。
新たな安保法制の成立とともに、日本の行く末にかかわる問題であるとの認識を、多くの方々と共有できればと考えています。
10月中旬に刊行予定の拙著『日本はなぜ米軍をもてなすのか』(旬報社)の内容を基に、「沖縄から見えた日本の本質」についてお話しさせていただきます。


  沖縄の辺野古(大浦湾)の真っ青な美しい海
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【会場】武蔵野商工会館5F第1・2会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」北口(駅前ロータリー)・徒歩5分(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)

【参加費】一般1000円 大学生500円 高校生以下無料

  024.gif安田塾には、どなたでも自由に参加できます。
     今回ご参加を希望される方は、10月28日(水)までに、下記にご一報ください。
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                                  2015年4月20日 安田忠郎
                    第25回安田塾のご案内

 第25回安田塾は、下記の要領で開催されます。

【日時】5月24日(日)午後1時30分時~午後4時30分
【講師】豊田龍二(とよた・りゅうじ)

【テーマ】「陸上自衛隊の国内外における様々な活動~個人的な体験を踏まえて~

【講師略歴】
1971(昭和46)年、鹿児島県生まれ。
1994年、防衛大学校を卒業し、陸上自衛隊に入隊。
1999年から2年間、米国コロンビア大学大学院に陸上自衛隊から留学、「国際関係修士」取得。
2007年2月~9月、中東ゴラン高原におけるPKO(国連平和維持活動)に日本隊の隊長として派遣。
2009年から1年間、アメリカ海兵隊指揮幕僚大学(Marine Corps Command and Staff College)に留学。
現在、陸上幕僚監部・教育訓練部の教育班長(一等陸佐)として、陸上自衛隊の教育全般を所掌。

【安田の寸評】
・私は1999~2000年にコロンビア大学東アジア研究所EAIに在任中、同大学大学院SIPAに留学中の豊田さんと初めて出会いました。彼は第18回安田塾(2013年2月9日)講師の伊藤弘(現・第4護衛隊群司令)さんとは、同大学院において同期生でした。
・第18回同様、今回も彼の率直な情報発信を手がかりに、防衛省・自衛隊という巨大組織の現実を具体的・多角的に考えることができれば幸いです。

パレスチナとイスラエル周辺地図
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【会場】武蔵野商工会館5F第1・2会議室【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」中央口・北口(駅前ロータリー)・徒歩5分(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map.shtml

【参加費】一般1000円 大学生500円 高校生以下無料 

 024.gif安田塾には、どなたでも自由に参加できます。
   今回ご参加を希望される方は、5月20日(水)までに、下記にご一報ください。
   055.giftadyas2011@excite.co.jp

                                     2015年1月1日 安田忠郎
                     第24回安田塾のご案内

 下記の要領で開催されます。

【日時】2015年2月7日(土)午後1時30分~4時30分
【テーマ】 「福島第一原発事故のいま」

 今回は科学ジャーナリスト(元原発設計技師)の田中三彦(たなか・みつひこ)さんのお話を伺います。
彼はかの国会事故調(東京電力福島原子力発電所事故調査委員会)の委員(2011.12~2012.7)を務められた当の人物です。

当日のお話は、
・1号機事故原因の謎
・葬り去られる国と東電の「不作為」
・暴走する原子力規制委員会

を柱に進められます。

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福島第一原発事故による海洋汚染予測(海洋汚染系)
出典: NOAA(米国国家海洋気象局)、US Navy(米国海軍)、GEBCO

田中三彦
さんのプロフィール:
1968年、東京工業大学生産機械工学科卒業。
68-77年、バブコック日立株式会社で原子炉圧力容器の設計などに従事。
73-74年、福島第一原発4号機原子炉圧力容器の構造解析を担当。
77年からフリー。主に自然科学関係の著述・翻訳に従事。

<主著>『原発はなぜ危険か』(岩波新書、1990年)、『科学という考え方』(晶文社、1992年)ほか。
<訳書>レナード・ムロディナウ『たまたま~日常に潜む「偶然」を科学する~』(ダイヤモンド社、2009年)、アントニオ・R.ダマシオ『デカルトの誤り』(筑摩書房、2010年)ほか。

【会場】武蔵野商工会館5F 第1・2会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7 
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」北口(駅前ロータリー)・徒歩5分
(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map.shtml

【参加費】一般1000円 大学生500円 高校生以下無料 

 024.gif安田塾には、どなたでも自由に参加できます。
   今回ご参加を希望される方は、2月2日(火)までに、下記にご一報ください。
    055.giftadyas2011@excite.co.jp 

◆会場の定員を超えて、お断りする場合以外、特に 返信メールは差し上げませんので、そのままお出でください。
◆例会終了後の懇親会=新年会(午後5時~7時、実費4000円前後?負担)についても、ご参加の場合は、その旨併記してください。


                                    2014年7月8日 安田忠郎
                    第23回安田塾のご案内

 下記の要領で開催されます。

【日時】2014年9月28日(日)午後1時30分~4時30分
【講師】原田宏二(はらだ・こうじ)
【テーマ】「冤罪被害に遭わないための『犯罪捜査学入門』」

【講師の略歴】
1937年、北海道生まれ。
1957年、北海道警に採用される。警察庁出向、道警本部防犯部長などを経て、95年に釧路方面本部長(警視長)で退職。
2004年、道警の裏金問題を告発。
現在、「市民の目フォーラム北海道」代表として、警察改革をめざして全国で活動中。

【講師の著書]
『警察内部告発者』(講談社、2005年)
『警察VS.警察官』(講談社、2006年)
『たたかう警官』(ハルキ文庫、2009年)
『警察崩壊』(旬報社、2013年)ほか。

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【講師の言葉】
 警察が第一次捜査機関となり、現行刑事訴訟法が施行されてから、既に66年を経過した。
 その間、多くの冤罪事件があった。近年になっても、布川事件、足利事件、氷見事件、志布志事件、東電OL事件などがある。袴田事件では再審も決まった。このほか、嫌疑不十分で不起訴になった小樽市・女性殺人事件、警視庁等による遠隔ウイルス事件の誤認逮捕など、いわゆる「隠れ冤罪」も目立つ。
 冤罪事件等の多くは、刑事司法の入り口にある警察の犯罪捜査の過程でつくられる。いったん警察に被疑者として逮捕されると、長期間身柄を拘束され、職を失い、マスコミの実名報道で名誉も失う。推定無罪の原則が無視されている我が国では、そのダメージは計り知れず、回復は不可能に近い。
  刑事訴訟法の裁判所、検察官、弁護士の役割が正しく機能すれば、警察の違法捜査は糺されるはずだが、現実にはそうなってはいない。違法捜査に対しては、国賠訴訟という制度もあるが、様々な弊害もあり、原告の市民が勝訴できる比率は10%を下回る。
 冤罪被害者の多くは、主婦、会社員、学生等の普通の市民だ。市民の多くは、警察の実態も警察の犯罪捜査の実態も知らない。刑事訴訟法による捜査手続きについては無知に近い。それに対して、警察官は犯罪捜査のプロである。市民の無知に乗じた違法捜査が公然と行われている。
 そうした現状の下で、取り調べの全面可視化は進まず、捜査の高度化の名の下に、通信傍受の拡大や盗聴法の制定等、捜査権限の強化が行われようとしている。
 市民の多くは冤罪を他人事と考えている。自分の身に降りかかって初めて、警察の犯罪捜査の実態を知り憤る。それでは遅い。冤罪等の被害に遭わないためには、市民の一人ひとりが、警察の犯罪捜査に関する基本的な知識や対応策を知り、まずは自分の権利は自分で守る心構えが必要だ。

【会場】武蔵野商工会館5F 第1・2会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7 
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」北口(駅前ロータリー)・徒歩5分
(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map.shtml

【参加費】一般1000円 大学生500円 高校生以下無料 

 024.gif安田塾には、どなたでも自由に参加できます。
   今回ご参加を希望される方は、9月21日(日)までに、下記にご一報ください。
    055.giftadyas2011@excite.co.jp 
                                    2014年4月6日 安田忠郎
                    第22回安田塾のご案内

 下記の要領で開催されます。

【日時】2014年5月11日(日)午後1時30分~4時30分
【講師】奈賀悟(なが・さとる)
【テーマ】「アジア最下層~バングラデシュ、CSWスラムより~」

【略歴】
1960年、北海道・陸別町生まれ。
1986年、朝日新聞社入社。
 北海道報道部(札幌)、社会部(名古屋)、大牟田通信局(福岡)、地域報道部(東京)など。
1999年から、バングラデシュに休暇をとって年2回通う。
2010年、朝日新聞社早期退職。
 最後は東京編集局デスク(生活)。
退社後、年平均2か月バングラデシュに滞在する。

【主要著書】
閉山-三井三池炭坑1889-1997』(1997年、岩波書店)
(著者は丹念な取材と調査に基づき、三池110年の歴史を見事にまとめ上げた。そこには、三池争議や三川坑の炭塵爆発のような大きな歴史だけでなく、三池に生きた人の声を拾った小さな歴史が刻まれている。)
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『日本と日本人に深い関係があるババ・ターニャの物語』(2001年、文藝春秋)

【最近作】
「筑豊の犬、須美の心」(2013年、新国立劇場=南果歩主演の「パーマ屋スミレ」パンフレット解説)

【会場】武蔵野商工会館5F第1・2会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7 
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」北口(駅前ロータリー)・徒歩5分
(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map.shtml

【参加費】一般1000円 大学生500円 高校生以下無料 

 024.gif安田塾には、どなたでも自由に参加できます。
   今回ご参加を希望される方は、5月7日(水)までに、下記にご一報ください。
   055.gif tadyas2011@excite.co.jp  
                                  2014年2月1日 安田忠郎
                    第21回安田塾のご案内

 半年ぶりに安田塾の会合(第21回)を開きます。
 私は昨年8月の第20回の終了後、札幌→沖縄→アメリカ・ニューヨークを巡りました。特にニューヨークには2か月余滞在しました。

 今回は、下記の要領で開催されます。
【日時】2月22日(土)午後4時~7時
【会場】CURRY&COFFEEのお店「草の実(くさのみ)」
【住所】東京都武蔵野市中町1-24-16 杉山ビル1F 
【tel】0422-36-2270
【アクセス】JR三鷹駅・北口より中町新道(なかちょうしんどう)を東に向かって、吉祥寺方面へ徒歩3分

■ 最初1時間半~2時間ばかり、照山直子(てるやま・なおこ)さんが
「宣教師ロプシャイトと日本のことなど」と題して講演する。

【照山直子の略歴】
 早稲田大学大学院文学研究科博士前期課程修了
 英文学(19世紀ヴィクトリア朝の詩人)専攻      
 現在、亜細亜大学非常勤講師

【照山直子の言葉】
ヴィルヘルム・ロプシャイト(Wilhelm Lobscheid、1822~93)は、19世紀半ばに中国に派遣されたドイツ人宣教師である。
彼の功績として一番知られているものは、1866年から1869年にわたって彼が出版した『英華字典』である。それが日本に渡り、井上哲次郎は、『羅存徳原著、井上哲次郎訂増 英華字典』を刊行した(羅存徳とはロプシャイトのこと)。
彼は「思想」「経済」「失業」など、それまで中国語の語彙になかった概念を漢字であらわした。そのまま日本語になったものも多く、日本人が受けた影響は思いのほか大きい。
また、彼は1854年末、日米和親条約批准の通訳として来日してもいる。日本と日本人に関する彼の観察も興味深い。
謎が多いとされているロプシャイトであるが、これまでに明らかになっていることをいくつか紹介したい。」

■ 次に残り1時間ばかり、私・安田が
“ニューヨーク物語”をお話しする。
それは、1999~2000年のニューヨーク滞在以降今日まで、私が身をもって体験したニューヨーク⇒アメリカに関する具体的なエピソードを連ねた雑談である。

■ 今回は軽食(前半はコーヒー・紅茶・ジュース、後半はカレーライス・ハヤシライス等)をとりながら、照山さん→私によるトーク(talk)を楽しむ。
参加費は原則として、軽食代の実費負担。予算は1000~2000円ぐらい。

 024.gif安田塾には、どなたでも自由に参加できます。
   今回ご参加を希望される方は、2月19日(水)までに、下記にご一報ください。
    055.giftadyas2011@excite.co.jp
                                  2013年7月15日 安田忠郎
                    第20回安田塾のご案内

 第20回安田塾は、下記の要領で開催されます。
【日時】8月17日(土)午後2時~4時30分
【講師】松本明倫(まつもと・あきみち)
【テーマ】「福島原発事故に直面して~一学校教師として考えたこと~」
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   ↑ チェルノブイリ原発事故現場から見る安全圏内(事故から20年後の2011年現在)

【講師略歴】
1959年、福島県白河市生まれ。
武蔵工業大学機械工学科卒業。
1989年、福島県立喜多方工業高等学校教諭。
以来、教職16年(福島県立高校の教諭13年→教頭3年)、教育行政職(福島県教育庁)8年。
2013年4月から福島県立平工業高等学校校長、現在にいたる。

【テーマ項目】
(1)はじめに
・自己紹介
(2)福島県について
・風土、産業、歴史上の人物
(3)そして、あの時
・平成23年3月11日(金)午後2時46分
(4)震災直後の福島
・福島原発事故に直面して
・政府や東電の対応について
(5)世論について
・「脱原発」と「原発推進」の議論
(6)学校教師として考えたこと
・現在の福島の状況と福島の教育
これからの未来を担う子どもたちの、たくましく生き抜く力を育てるために
(7)まとめ
・先人に学ぶ

【講師の言葉】
「昨年3月の時点、私は南相馬市にある相双教育事務所に勤務。震災当日(3月11日)は、所長以下数名の職員とともに、出張先の福島市で大きな揺れを体感。その後、解散の指示を受け、渋滞の中、実家のある白河市に車で急行。家族の無事を確認し、翌12日は南相馬市に戻る。12日・13日は電話やメール等の通信手段が機能せず、情報収集は専らテレビからという状態。14日、被害状況を把握するため、相双北(新地・相馬)方面に向かって、同僚とともに車で国道6号線を北上。途中、鹿島区(南相馬市)にさしかかった時、一面が津波で押し流された船舶や瓦礫で覆いつくされ、はるか彼方に(以前は家々が立ち並んで見えるはずのない)水平線が見える光景を目の当たりにして、言葉を失う。
 福島第一原発の事故によって、多くの県民の生活が一変。特に放射線に対する県民の不安は大きく、子どもたちの健康被害を心配するあまり、保護者等から校庭やプールを活用した屋外活動や給食配給の是非等について、学校・教育委員会及び教育事務所に対して苦情や問い合わせが殺到する。…」

【会場】武蔵野商工会館5F第1・2会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」中央口・北口(駅前ロータリー)・徒歩5分(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map.shtml

【参加費】一般1000円 大学生500円 高校生以下無料 

 024.gif安田塾には、どなたでも自由に参加できます。
   今回ご参加を希望される方は、8月14日(水)までに、下記にご一報ください。
   055.gif tadyas2011@excite.co.jp
                                  2013年3月20日 安田忠郎
                    第19回安田塾のご案内

 第19回安田塾は、下記の要領で開催されます。
【日時】2013年4月20日(土)午後2時~4時30分
【講師】白石広子(しらいし・ひろこ)
【テーマ】「じゃがたらお春伝説の検証~」

【講師略歴】
1944年、大阪市に生まれる。
学習院大学の学部・大学院で日本語日本文学専攻。
夫君のジャカルタ赴任で1980~90年代の8年間、同地に居住する。 
近世異文化交流史研究家、東京大学ユーラシア科研研究協力員。

【講師著書】
『じゃがたらお春の消息』勉誠出版、2001年
『長崎出島の遊女』勉誠出版、2005年
『バタヴィアの貴婦人』新典社、2008年
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【安田の寸評】
・私は学生時代からこの方、広義の異文化交流・国際交流をめぐる心(ex.愛憎)の葛藤の物語に磁石のように惹きつけられつづけてきました。そこでは岡倉天心(安田塾メッセージ№19参照)・森鴎外・夏目漱石・永井荷風のような大物文人の思想的たたずまいもさることながら、大黒屋光太夫(1751~1828)・ジョン万次郎(1827~98)・楠本イネ(1827~1903)・唐人お吉(1841~90)・川上貞奴(1871~1946)・岡田嘉子(1902 - 92)のような一私人の人間的・実存的たたずまいが、私の問題意識を刺激しつづけました。そして私の場合、この後者の系譜をたどりながら、ヤジロー(アンジロー、1511?~50?、「日本人最初のキリスト教徒」)・高山右近(1552~1615、「代表的なキリシタン大名」)、さらに“じゃがたらお春”(1625?~97)…にも行き合いました。
・じゃがたらお春は江戸時代初期に鎖国でバタビア(ジャカルタ)へ追放された、長崎生まれの混血女性(父・イタリア人+母・日本人)。「千はやふる、神無月とよ」で始まり「あら日本恋しや、ゆかしや、見たや、見たや」と結ばれた「じゃがたら文(ぶみ)」で巷間知られています。
・異文化交流史研究・洋学史研究に造詣が深い白石さんは、「主に長崎出島を舞台とした異文化交流から、現代に通じる日本人の国民性、国のかたちを考える」観点に立って、お春の実像を追い求めつづけ、お春像を「国際人として生きた日本人の先達」として再構成しました。

【余談】
 私・安田はコロンビア大学東アジア研究所に在任当時(1999~2000年)、ニューヨーク市立大学の霍見芳浩(つるみ・よしひろ)教授に種々お世話になりました。
 彼は慶應大学経済学部助手を経て、1968年米国ハーバード大学で日本人初の経営学博士号(DBA)を取得、そしてカナダのクイーンズ大学→ハーバード大学→コロンビア大学→カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の各教授を経て、1980年より現職。
 私は滞米中、彼が「第一級の国際感覚を持った知識人」との世評を得ている事実を知らされつづけました。オープンでストレートな彼の発言の数々は、常に私の耳目を奪ったものでした。彼は私に向かって、しばしば「国際的に生きるとは、どういうことか」をテーマ化し、例えば次のような話題を提供してくれました。
・「今の日本には型破りの人材―国際感覚や歴史感覚を身につけた、そして社会正義感にあふれた人物―が必要である。」
・「日本人はディベートがあまりにも下手で、感情が表立ちすぎる。」
・「英語の重要性が世界的にとみに高まっているものの、いまだに日本は北朝鮮と同等レベルである。日本人は中学・高校・大学の長い間、英語教育を受けながら、そして海外に自由に渡航できるにもかかわらず、ほとんどが英字新聞一つ読めない。それを恥とも思っていない事実が空恐ろしい。」

【会場】武蔵野商工会館5F第1・2会議室
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
【tel】0422-22-3631(武蔵野商工会議所)
【アクセス】JR中央線&京王井の頭線「吉祥寺駅」中央口・北口(駅前ロータリー)・徒歩5分(サンロードを約150メートル直進→本町新道との交差点で左折→本町新道を約150メートル直進・右側)
http://www.musashino-cci.or.jp/about/map.shtml

【参加費】一般1000円 大学生500円 高校生以下無料 

 024.gif安田塾には、どなたでも自由に参加できます。
   今回ご参加を希望される方は、4月17日(水)までに、下記にご一報ください。
   055.gif tadyas2011@excite.co.jp